『女装神話』制作インタビュー!今回も西田一氏が、男の娘ゲーを語る

|『女装神話』制作インタビュー!今回も西田一氏が、男の娘ゲーを語る

|■開発者について

Q:まずは、自己紹介をお願いします。

西田一氏(以下西田氏):西田一と申します。女装専門の美少女ゲームブランド「の~すとらいく」の代表です。座右の銘は「もっと生き急ごう!」です。

Q:エロゲ業界何年目になられましたか?

西田氏:思い返してみると、もう16年にもなります。デヴュー作は凌辱系でした。エロゲ作って食えてるだけ幸せです。

|■制作について

Q:『女装神話』制作のきっかけや動機を教えてください。

西田氏:今回は前作『女装神社』の成功ありきです。本格的に海外展開を狙って、英語版、中国語版を日本語版と同時リリースしましたが思ったよりも反響がよくて、それならばこのまま次回作を作ってしまおうと考えていました。
海外版を出すことで海外での反応が新鮮で、特に英語圏のユーザーさんは直接的で面白いですね。steamのレヴューで「俺はホモじゃないけどこれは素晴らしいと思った」とか見ていて楽しいです。

Q:実際に神社など取材などもされたのでしょうか?

西田氏:今回は完全に架空の神社です。舞台の元になった神社はありません。美少女ゲームというセンシティブなジャンルなので、元ネタがないほうがいいんじゃないかと思って今回はなしにしました。それと今回は神社関係の問題について一つの話の軸となっておりますが、これに関しては、神社関係に取材したライターさんや、偶然知り合った神主さんとかにも話を聞いて書いております。

Q:前作は900時間プレイをする猛者が表れたとか。熱狂的な支持を集めていますが、ユーザーはどこに惹かれていると思いますか。

西田氏:まずは従来の女装ゲームが好きなユーザーさんたちがいて、そこから新規のお客さんが随分と入ってきていると思います。毎回新作をリリースするたびに、「新しい扉が開きました」みたいな感想をよくいただくのですが、海外展開したことでその流れが加速しているように思います。萌えジャンルで男の娘の可愛さを追求するコンテンツってあまりないので、その新しさに惹かれて集まってきたユーザーさんが多いのではないかと推測しています。

Q:女装ゲーを作り続ける中で、何か進化を遂げた点があれば教えてください。

西田氏:進化かどうかわかりませんが、女装ゲームを作り続けるとおっぱいの存在を忘れます。外注で請け負った他社さんのシナリオで、巨乳キャラにパイズリがないのを指摘されました。

これは進化じゃないですね、失礼しました。

作り続けることで、ユーザーさんからの支持がさらに厚くなってきているような気がします。
こいつはもうほっておいても女装ゲームを作るし、男の娘を妊娠させるんだろうなあとの認識が広まってきているように感じます。

|■内容について

Q:前作『女装神社』に登場したキャラも登場しますが、はじめてのユーザーも安心でしょうか?

西田氏:出来れば前作の『女装神社』もやって欲しいですが、新しく遊ぶことは可能です。一応前作のあらすじも仕込んでおりますしここから始めても問題はございません。

Q:お気に入りシーンを教えてください。

西田氏:今作での新キャラ「昴」と男の娘巫女のお姉ちゃんキャラ「美代」による、主人公の正妻の座を奪い合う喧嘩シーンが白眉になると思います。
男と男の娘の恋愛を受け入れられなかった「昴」が主人公を受け入れようとしてからのひと悶着が、かいてて楽しかったし一番楽しんでほしいところです。

新キャラの「昴」、そして同じく新キャラの「環」も男との恋愛を否定する男の娘ですが、この二人がどのようにして主人公と結ばれて、恋愛感情を受け入れていくのか……それが今回の重要なテーマですが、恋愛を受け入れたあとの可愛いところもやっぱり好きですね。

Q:男の娘を英語ではjapanese trapと呼ぶそうですが、男の娘に関わるゲームメーカーとしてコメントをお願いします。

西田氏:何故か発売前日に「japanese trap」がツイッターでトレンドに乗りましたね。非常に日本文化が反映された海外の用語かと思います。
やはり、男の娘を作りやすい土壌とか文化があるのではないかと思います。
キリスト教では産めよ増やせよが教義の根底にあるので、男の娘と男性の恋愛を描きにくいのではないでしょうか。

Q:このインタビューをごらんの皆様に一言どうぞ。

西田氏:趣味の方もそうじゃない方も『女装神話』をどうかよろしくお願いいたします。
百害あって一利ありますよ!

|の~すとらいく サイト

https://no-strike.jp/


女装神社

1,650円

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